Brandy

オランダ語のブランデウェイン Brandewijnというのがその語源と言われています。その意味は、焼いたワイン。実際、ブランデーはワインを蒸留して作られるので、なるほど、なかなか言い当てていると思いませんか?

14世紀頃、スペインやフランスで錬金術師がワインを蒸留して作ったのが始めと言われています。これをヴァン・ブリュレと呼んでいましたが、オランダ商人が直訳してブランデウェインと名付けられ、ヨーロッパ全土に売り広め、それがイギリスに渡りブランデーと呼ばれるようなったのです。

今現在は世界各地で生産されていますが、質と量はやはり古い歴史に勝るフランスのものが秀でているようです。特に法律で原料となる葡萄の種類や製法などが厳しく規定されている、コニャックとアルマニャックが最も人気があるようです。

コニャックは、フランス南西部のコニャック地方の6つの法定地域内で栽培されているサンテミリオンという白葡萄を主原料として、単式蒸留機で2回蒸留し、その原酒をホワイトオークの樽に入れ3〜5年以上貯蔵。出荷する際に貯蔵年数の違う古酒とブレンドし、貯蔵年数の一番若いものを基準として、ラベルに星印が3つのスリースターは新酒の貯蔵年数が3年以上、5年以上だとVSOP、7年以上なXO、ナポレオン、エクストラ等と表記します。代表的な銘柄は、レミーマルタン、マーテル、ヘネシー、ハイン、ビスキー、クルバジェ等です。

アルマニャックは、フランス南部のピレネー山脈に近いアルマニャック地方の3つの法定地域で作られます。原料はサンテミリオンとフォル・ブランシェ等で、半連続式蒸留機で1回だけの蒸留が普通です。原酒はガスコーニュ産のブラックオークの樽で熟成され、その熟成年数によって、コニャックと同様のラベル表記されます。こちらはコニャックのように大銘柄はありませんが、「三銃士」で有名なダルタニアンが好  んで飲んだブランデーが、アルマニャックだったそうです。 


Brandy Base