適度な酸味と口当たりのよさは、食前酒には最適のカクテルです。酸味のあるレモンとスピリッツの組み合わせは、ウイスキーベースのウイスキー・サワー同様、古典的なカクテルです。サワーとは、酸っぱいという意味。
氷と材料をシェーカーに入れ、シェークしてサワー・グラスに注ぐ。オレンジとチェリーを飾る。ベースに使うスピリッツは、甘味の強いリキュール以外ならどんなスピリッツでも使えます。ウイスキーベースの場合、バーボン、スコッチなどそのベースの選択で微妙な味の違いが楽しめます。ただ、昨今の居酒屋などで、焼酎に甘いシロップとソーダを加えて「‥…サワー」と言って出されているものがありますが、苦味を身上とする本来のサワーカクテルとはまったく別の飲み物です。
カクテルに使う砂糖は、単に甘味を付けるという役目だけではなく、このカクテルのように、レモンのツンとくる鋭い酸味を適度に押さえるためでもあります。カクテルに使う砂糖は白ザラメやグラニュー糖を粉砕した粉糖を使い、普段珈琲等に使っているグラニュー糖は、水や冷たい材料に溶けにくいのでなるべく避けましょう。