Liqueur

14世紀頃、スペインやフランスで錬金術師がワインを蒸留して作ったのが始めと言わ香りや色を付けたり、甘味や酸味を引き立たせるなど、カクテルにはなくてはならない各種のリキュールですが、リキュールがベースのカクテルもあります。

そのリキュールの正体は、蒸留酒に果実、花、薬草、植物の根や茎などで香りをつけ色や甘味を加えた混成酒と言われています。古代ギリシャのころ、医聖といわれたヒポクラテスが薬草ワインに溶かして作った水薬がその起源とも言われています。現在では、ワインに他の成分を混ぜた酒は別に扱われており、ベルモット、サングリアなどが有名です。今のような蒸留酒をベースにしたリキュールが出現するのは、13世紀ごろで、スペイン生まれの医者であり、錬金術師でもあったアルノー・ビルヌーブとラモン・ルルという人物が、花とスパイスの成分を抽出して作ったのが始めとされています。

甘口で美しい色のリキュールは食前酒としても親しまれており、かつてのフランス宮廷では、アルコール分の強さで「媚薬」として、また、甘さの中に毒薬を忍ばせて政敵を倒す、暗殺の酒として知られていました。


Liqueur Base